サトウキビジュース

O157の症状は肉だけでなく、飲み物に注意!特に子どもは危険

今年の8月に、群馬県と埼玉県にある惣菜スーパーの系列店で起こった、O157による感染では、不幸にも3歳の女子が死亡するという悲しいことになりました。店頭で量り売りされていたポテトサラダが原因とされたのですが、未だに詳しい感染経路は明らかになっていません。

O157の感染に関しては、ナマ焼けに肉などに注意が必要と言われますが、特に子どもがいる家庭では、飲料にも気を配らないといけないようです。

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サトウキビジュース

ジュースの加工には衛生面に細心の注意を

惣菜店で起きたO157と同じ遺伝子のものが全国各地で発見!

厚生労働省が11月17日、公表した報告によれば、今回の惣菜店で起きたのと同じ遺伝子型のO157による感染が今夏、全国で91人に起き、うち50人は今回の集団食中毒が発生する前に検出されていたのです。同じ遺伝子ということは、共通の感染源の可能性もあり、もし初期の段階でわかっていれば、惣菜店での事故は起きなかったのではないかとも考えられます。

O157は、普段は家畜などの糞便中にあり、糞便や糞便で汚染された水、食物を介して、人の口に入り感染・発症します。
自然界では水の中、土の中で数週間~数ヵ月間も生存でき、低温に強く、冷凍庫内でも死ぬことはありません。そのうえ、酸性に強く、体内の胃酸でも死滅させることはできません。唯一、熱には弱く、75℃1分間の加熱で死滅するといわれています。

このようなことから、感染した動物の肉(特にホルモン肉)を加工するときに人が感染すると、その排便などから他の人に2次感染を起こすということがあるのです。

感染予防の対策としては、肉などは十分加熱すること、加工調理するときに肉と野菜を同じまな板で切らない(または、その都度よく洗浄消毒して使う)が推奨されています。

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過去にはサトウキビジュースで感染した事例も

 

最近では、健康のためにスムージーやジュースを自宅で作る人も多くなってきました。酵素類を活かすために、低速で果物や野菜をすりつぶす専用ミキサーも販売されています。
この時、材料に使う野菜や果物に付着していた場合、そのままジュースにしてしまうと、感染してしまう可能性があります。

飲み物による感染事例としては、沖縄県南城市の観光施設内の飲食店で、2016年にO157による集団食中毒が発生し、26人の観光客が感染、入院する人も出ました。感染源はこの店で販売されていたサトウキビジュースだったそうです。

O157は、潜伏期間が4~9日間と長く、汚染された食品が流通してしまう危険性も考えられます。そうした危険性から、家庭では材料を購入する前から次のような注意をしたいところです。
①材料は新鮮なものを買う
②肉などとは分けて包み、肉汁が付着しないようにする
③すぐに調理しない場合は、すぐに冷蔵庫にしまう
④野菜はよく洗う
⑤余った分はすぐに冷蔵庫にしまう

特に子どもの場合は重篤になりやすいので、最善の対策を行って、予防に努めましょう。

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