裸麦

はったい粉の栄養がドリンクに?愛媛県で「はだか麦ラッシー」商品化

”はったい粉”を知っていますか?和菓子や田舎の料理に詳しい人なら知っているでしょう。はったい粉とは、裸麦の粉のことで、香ばしい香りが特徴の粉です。
このはったい粉を使った特別な飲料が愛媛県で生まれました!

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「はったい粉」とは?

裸麦
裸麦は食物繊維やビタミンBがたっぷりな穀物です

はったい粉は昔はよく食された食材ですが、今ではあまり見かけないものとなりました。はったい粉は、「麦焦がし」ともいわれています。砂糖を混ぜてお湯で練ったものは、煎った麦の香りがおいしいおやつでした。小さい頃食べた思い出のない人は、そばがきやきなこの香りを思い浮かべてもらうと、イメージが近いと思います。
クックパッドにアップされているレシピには、おいしそうなお団子やクッキーなどが紹介されています。スーパーで見かけたら、一度挑戦してみてはいかがでしょう。

さて、はったい粉が注目されているのは、そのバランスに優れた栄養です。
はったい粉は六条大麦のうち、皮がはがれやすい品種(裸麦)を煎って粉にしたものです。もうすこし細かく言うと、モチ性の裸麦(もち麦)の粉です。ちなみに麦茶の原料となるのは、皮がはがれにくいほうの六条大麦です。

裸麦の栄養は食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンB類が豊富なことです。大麦であれば、概ね食物繊維が豊富で、押し麦を少しごはんに混ぜても、食物繊維が取れます。
また、お酒が好きな人は知っているかもしれませんが、幻のお酒、”本格はだか麦焼酎「宝泉坊」”も愛媛の裸麦を使った有名な焼酎です。

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愛媛特産の大麦を使ったはったい粉飲料

裸麦は西日本で生産が盛んで、特に愛媛県では県の特産品として生産量が28年連続日本一という記録を持っています。
麦類は輸入がほとんどですが、最近は水田の転作作物として、海外の麦と十分対抗できる品種が開発されてきています。愛媛の場合は、「マンネンボシ」と「ハルヒメボシ」という品種を栽培しています。

「はだか麦ラッシー」は、県中予地方局が昨年度実施した「地域資源パワーアップ事業」の補助金を活用して開発されました。おりしも2017年度には、愛媛国体が開催されるため、「愛媛県のはったい粉で栄養ドリンクの開発を」という発想が生まれました。
元五輪女子マラソン代表選手の土佐礼子さんや、管理栄養士、飲食店関係者らが苦心してできあがったのは、プレーンヨーグルトと牛乳、はったい粉、はちみつを加えた健康飲料でした。
松山大女子駅伝部の栄養コーチを務める大田美香さんは、「糖質とたんぱく質が適度に含まれているため、運動した直後に飲めば疲労回復に役立つと思う」と評価しています。

さっそく5月3日から松山市上野町の県総合運動公園内にあるレストラン「クラブハウス夢家」で提供されています。
プレーンタイプと、果物を加えたビタミンタイプの2種類があり、いずれも1杯(約200㎖)300円とのことです。

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