リンゴの木

葉摘みりんごは見栄えだけ?本当に栄養のあるリンゴジュースとは

最近は甘いリンゴが増えてきました。
日本で栽培される品種も、有名なだけで50種類以上あり、早いものでは8月下旬から楽しめるようになっています。

さて、この葉摘みりんご、栄養的にはどうなのでしょうか?

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葉摘みりんごは太陽の証

リンゴの木

赤いリンゴはよく日光に当たった証です

最近のりんごは、栽培法についても慣行栽培(通常の栽培)に加えて、ハウス栽培や有機栽培など、差別化が進んでいます。
近年になって、「葉摘みりんご」や、逆に「葉とらずりんご」という栽培方法も話題になっています。

葉摘みりんごはよく聞きますが、それはどんな意味でしょうか?
その前に、赤いリンゴがなぜ、あんなに赤いのかを知る必要があります。
リンゴが赤くなるのは、秋の紅葉と関係があります。
リンゴの果実(果皮)には、葉と同様に、葉緑素が存在しています。この葉緑素は、秋になって昼間の時間が短くなったり、夜と昼の温度の差が大きくなってくると、徐々に壊れ、緑色が失われていきます。そして赤い色の色素、アントシアンが増えて赤い色になっていくのです。

ですから、真っ赤なリンゴをくるためには、秋の収穫時期前によく日光に当てることが大事になります。
そこで、果実全体にまんべんなく日光を当てるために周辺の葉を摘み取ってしまいます。
とはいえ、葉は果実を大きくし、栄養を与える大事な器官ですから、むやみにむしり取るわけにはいきません。

具体的には、葉が付いている場所によって、光合成を行い、果実に栄養を送ることのできる期間が異なるので、それを見極めて葉をとっていきます。
「果そう葉」と呼ばれるりんごのつる元のところにある比較的小さな葉は、8月下旬から積み始めます。
ついで「副梢葉」は9月下旬から10月上旬にかけて、 「新梢葉」や「徒長枝葉」などの葉は10月下旬頃と、順にとっていきます。
また一気にとるようなことをせず、リンゴ果実の成熟度合いを見ながらとっていくのです。

逆に、葉とらずリンゴは、「どんな葉でも自然に落ちるまでは、役に立たないことはない」という考えから、葉を摘み取ることをしません。
そのかわり、果実全体に日光が当たるように果実を回して全体に日光が当たるように世話をすることもあるようです。

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ジュースにするにはどちらでもOK

葉摘みりんごと葉とらずリンゴ、どちらが栄養に優れているのかというと、糖分の面では、どちらもあまり変わらないというのが現実です。
それよりも適度な時期に収穫することの方が、栄養あるリンゴには大切なことのようです。
あまり樹上で熟しすぎると、生産される糖分よりも葉の呼吸などに使われる栄養分が多くなり、逆に糖分やビタミンCは減ってしまうようです。

ちなみにおいしいリンゴの見分け方は、お尻を見て、緑が少なく、黄色がかっている、甘い香りがする(発酵臭がしない)、肌につやがありみずみずしい、といったものがおいしいポイントだそうです。

ジュースにするリンゴは新鮮なうちが栄養も豊富なので、できればその都度購入した方が良いでしょう。

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