経口補水液

脱水症状を緩和する経口補水液(OS-1)はむやみに飲んではいけない?

最近の夏は特に暑い日が多く、脱水症状で救急搬送される人も多くなります。
そんなとき、体内への吸収が早く、脱水症状を緩和する経口補水液が重宝します。

しかし、この経口補水液はむやみに飲んではいけないのです。

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脱水症状緩和に効果的な経口補水液

経口補水液
経口補水液は脱水症状の人に最適化された飲み物です。健康な人は他の飲み物で水分補給しましょう

一般のお店でもよく見かけるOS-1という飲み物、経口補水液の代名詞のようになっています。
しかし、こちらは商品名で、消費者庁が許可した「特別用途食品個別評価型病者用食品」で、患者用の飲み物なのです。

特別用途食品には、他にアレルゲン除去食品や、嚥下困難者(口から飲み込むことが困難な人)のための食品などがあります

オーエスワンは、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液で、脱水状態の人に、水・電解質を補給・維持するのに適した病者用食品です。

夏の高温による脱水症状の他、風邪などの発熱による脱水にも効果があります。
製造販売している大塚製薬では、1日当たりの目安量を公表しており、以下のようになっています。
 ○学童~成人(高齢者を含む):500~1000ml/日
 ○幼児:300~600ml/日
 ○乳児:体重1kg当たり30~50ml/日

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経口補水液は健康な人が飲むものではない

経口補水液は脱水症状の緩和に最適化された飲料です。従って、例えば何かに混ぜて飲むとか、スポーツドリンクのように日常に、気軽に飲めるものではありません。

経口補水液は、水分と電解質が吸収しやすい組成に調整されています。
他の飲み物と混ぜると必要な電解質が補給できないことがあるばかりか、電解質と糖分のバランスが崩れ、せっかくの早い吸収が妨げられることになります。
たとえ混ぜなくても、ほぼ同時期に健康な人が飲むと、その効果を得られないことになります。
スポーツドリンクは経口補水液よりも電解質濃度が低く、糖質濃度が高い組成になっており、スポーツドリンクの代わりに経口補水液を飲むという使い方も、おすすめできません。

経口補水液は、脱水症状がでた時に効果があるので、夏場緊急事態に備えて常備しておくこともあると思いますが、期限が切れそうだからと、むやみに飲むのはやめましょう。

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