ガラス瓶

懐かしい瓶入りジュース。賞味期限は長い?環境にも優しい瓶の復権を

瓶入りの飲み物はずいぶん減ってきた印象がありますね。
ビールは缶が普通になってきましたし、ジュースはペットボトルか、缶がほとんどです。

今は居酒屋さんなどで小瓶のビールが配られてくるのを見かける程度です。

年齢が上の方の人には懐かしい瓶入りの飲料、もう少し見直されても良いのではないでしょうか?

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飲料容器の種類と歴史

ガラス瓶
独特の形のラムネ瓶。
やはりガラスでなくてはいけません。

飲料容器は、昔は瓶が普通でした。小さい頃、廃品回収で家庭にある瓶を集めて酒屋さんに持って行き、換金して活動費に充てた経験のある人も多いでしょう。

牛乳やコーラ、清酒などの瓶はリサイクル対象で、今から考えると大変エコロジーだったのですね。

さて、日本で最初に果実飲料が販売されたのは、明治30年(1897年)。
「ミカン水」というのが発売されたのですが、管理不良で中止になったそうです。

その後、NHKの朝ドラ「マッサン」でも話題になりましたが、大日本果汁(後のニッカ)が販売したリンゴジュース。
これもラベルにカビが生えたり、保存料が入っていなかったので、ジュースが濁って返品が多く、苦労した話が出てきましたね。
このときも瓶でした。

その後、プラスチック容器ができてくると、ガラスより軽く割れないという特性が注目され、どんどん置き換わっていきました。

日本で最初のペットボトルは、キッコーマンが、1977年にしょうゆの容器として開発したのが始まりです。
1982年には、飲料用にも使用が認可され、コカコーラがペットボトル入り飲料を発売しました。

一方、お酒や牛乳には、長期保存可能な紙パックも開発され、多くが採用されています。

瓶は、重くて輸送コストもかかることから、現在では、清涼飲料水では、ペットボトルが65%、缶が20%、紙が11%、瓶が2%、その他が2%位の比率になっています。

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もっと見直されても良い瓶容器

1980年代の後半から急激に進んできた価格破壊。
コストダウンの波は、輸送コスト削減の意味から、瓶の容器を直撃したわけですが、環境と健康への影響から、見直す声もあります。

ガラスの特性として、酸アルカリなど耐薬品性がある、無味無臭で変なニオイが付かない、空気や水分を透さない、色もつけやすく、自由な形状の容器が成形出来る、耐熱性を持ち、原料のリサイクル性が良い、といったことがあげられます。

ペットボトルも安全性については厳しい検査がされていますが、長期保存においては、空気や水分子を全く通さない瓶の方が圧倒的に品質の保全性は優れています。
空気に触れると変質しやすい果汁飲料などは、瓶の方が賞味期限も長くつけられます。

また、成形がしやすいことは、おしゃれな瓶も作りやすいということです。

瓶容器には、昔のようにリサイクルできるものと、使い捨てを前提としたワンウエイ瓶というのがありますが、こちらも溶かしてまた瓶に再利用されますので、環境に優しいわけです。

今はコスト削減でペットボトルや缶の全盛ですが、新しい技術によって、もっと軽い瓶容器が開発されると、もっと普及するのではないでしょうか。

現在販売されている、懐かしい「ラムネ」の瓶も、昔のままの瓶ではなく、軽くて割れにくい新しい瓶を使っているそうです。

瓶の復権を心待ちにしたいですね。

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